キッチン家電も進化を遂げ、スタイリッシュで機能的なものが増えてきましたね。
しかも価格も随分安価になって購入しやすく家計を預かる主婦には大変ありがたいです。
しかし、便利なものも増えた半面、キッチンに備え付けで使えるものも増え、買わなくても良くなったものもありますよね。
時代の流れとともに、生活スタイルが変わったり、考え方が変わったりで調理方法にも変化が訪れたのもあるのかなと思います。
調理方法が電気からガスへ変わったものもありますし、全く使わなくなってしまったものも。
キッチンを広く使いたいという思いもあり、敢えて置かない場合もあるでしょう。
今回は、私がこの10年の間に使わなくなったキッチン家電を昭和から平成そして令和の時代の背景も織り交ぜながら詳しくみていきましょう。
炊飯器
まずは、炊飯器。
どこの家庭にも絶対というほどある炊飯器。
最近では内窯にこだわった高額な炊飯器がいくつもありますよね。
黒まる厚釜、ダイヤモンド竃釜、豪炎かまど釜、沸騰鉄釜、鍛造かまど銅釜、極厚火釜、本炭釜 、備長炭コート2層厚釜、本土鍋&内なべフッ素コーティング、ダイヤモンド銅釜蓄熱コートなどなど。
価格も9万円する高額品もあったりと、どれを買ったらいいのか迷ってしまいますね。
ですが今、我が家には炊飯器はありません。
我が家はずっと炊飯器を使っていましたが夫婦二人暮らしだと1回に炊く量が2~3合なので、一度炊けば2日分はあるので元々週に3回程しか使っていませんでした。
ある時、ごはんはガスで炊いた方が美味しいよねと、妹のすすめで購入した圧力鍋でごはんを炊いたところ、同じお米なのにこんなに違うの?というくらい美味しかったんです。
それをきっかけに炊飯器をやめ、圧力鍋でごはんを炊くようになって早や14年。
もうすっかり馴染み、炊飯器が無くても何の不自由もありません。
炊飯器を置いていた場所があき、今はネコのエサ置き場になっています。
使わなくなった理由と代替品
結論:ガスで炊く圧力鍋に切り替えたから
また圧力鍋に変えただけではなく、食生活の変化によってごはんを食べる回数や量、保存方法も変わってきました。
- ごはん → オートミール、さつまいもに変更することも
- 回数 → 3食から1食になりごはんを食べる回数も減った
- 保存方法 → 炊いた時に食べた残りは冷凍保存
今となっては、ごはんを食べる回数が二人とも1日1回なので3合炊くと4日分あるので、その日食べた残りは冷凍保存しています。
ごはんを食べるのはお昼が多いですが、たまに、ごはん替わりにオートミールやさつまいもを食べたりもと、ごはんを炊くこともめっきり減りました。
オーブントースター
オーブントースターといえば、パンが浮かびますね。
最近は安価で販売されてるのが多いですし、逆に高額なものが人気だったり。
大き目のピザもそのまま焼けたりと庫内も広々のタイプもありますね。
カリッと香ばしくパンの上にいろんなものをぬったり、のせたり。
私はマヨネーズをぬってから焼いて食べるのが今でも好きです。
たまーに食べたくなるのでその時は食べます(笑)
ですが今、我が家にはオーブントースターはありません。
子供の頃、オーブンとオーブントースターは同じものだと思ってクッキー作ったりしていたのを思い出します。
毎朝、6枚切りの食パンにマーガリンをぬってからオーブントースターで焼いて味噌汁と一緒に食べるのが定番でした。
オーブントースターが出回る前(40数年前)は、パンを立てて入れるトースターが定番でした。
懐かしい昔の物と思っていましたが今でも販売されていますし、バイキングのパンコーナーにも置いてあったりしますね。
私が小学生だった昭和50年頃は学校給食もほとんどパンで、中学で週2回のごはん、そしてソフト麺が出た記憶があります。
家でもパンを食べる機会が多くなって、オーブントースターも一家に1台っていう時代だったと思います。
家電ひとつで昔の懐かしい記憶が思い出されます
使わなくなった理由と代替品
結論:ガスレンジのグリルでパンを焼くようになったから
我が家もずっとオーブントースターを愛用していましたが今の家に引越しを機にオーブントースターを廃棄し、システムキッチンに付属しているグリルで代用してみたところ、変わらぬ焼き具合にこのままいくことに。
よく魚臭くない?って聞かれますが
- 魚を焼く時は専用のアルミホイルを使うので汚れにくいですし、汚れた時は洗うので気になりません。
- ガスで焼くのでカリッと焼けるような気がします。
- オーブントースターを置く場所も要らないので助かっています。
たまに、火加減とタイマーを忘れてしまって真っ黒になることもありますが、最近では匂いでわかるようになりそこまで真っ黒の被害は減りました(笑)
ホットプレート
ホットプレートといえば焼肉。
最近では、おひとりさま仕様のような小型のものも増えていますね。
焼きながら、たれにつけて食べる!熱々のお肉にビールをグビ~っと一気飲み(笑)
なんて至福の時なのでしょう!たまりませんね♪
ですが今、我が家にはこのホットプレートもありません。
私が子どもの頃、ホットプレートが出始めて週に1度はホットプレートで焼肉をするのが流行っていた時期もありました。
ちょっと火力をあげるとブレーカーが落ちたことが何度も(笑)
それくらい消費電力大きかったってことですよね。
テーブルに新聞紙を敷いて油で汚れないよう対策をしてからホットプレートを置いて焼肉ジュージューしていました。
その習慣はここ数年前まで我が家でも。
というのも、友人が結婚祝いにホットプレートをプレゼントしてくれたんです。
鉄板が3枚もセットになった立派なもの。
しかし、焼肉し始めると部屋の中が煙で真っ白に・・・そのたびに家中の窓を開けて夏ならいいけど冬は寒かったぁ(笑)
使わなくなった理由と代替品
結論
- 電気コードが邪魔だった
- 重たいので出し入れが面倒だった
- カセットコンロに鉄板をセットして使用するようになった
- 最終的には焼肉を食べなくなってしまった
今では、鍋やフライパンで調理してお皿に分けて食べる食事がメインになってしまって鍋したり焼きながら食べることが減ってしまいました。
ですが、実家に帰った時などホットプレートを囲みジュージュー焼いて食べますが楽しいですよね。
年に数回のお楽しみって感じでしょうか。
以前、使ってる時はエアコンと併用しているとブレーカーが落ちたこともありましたが、今では懐かしい思い出ですね。
現在はカセットコンロの出番もほぼありませんが災害時には役立ちますので保管してあります。
電気ポット
いつでも熱々のお湯が沸いている電気ポット。
これもお茶を飲む文化の日本にはあると便利なキッチン家電のひとつですよね。
ここ最近では1分で沸く電気ポットも出てきましたよね。
昔のよりもコンパクトで場所も取らないしヒット商品もいくつかありましたが、我が家には今は電気ポットはありません。
我が家もお茶を飲むには飲むのですが、ここ最近まで年中冷たい麦茶を飲んでいました。
ポットで沸いてるお湯で飲むのはコーヒーばかり。
電気ポットは必要なものだと思っていたのでそんなに使わなくても準備したものです。
そしていざ飲もうとすると、コンセントが抜けてるとか中に水が入ってないとか・・・
以前は本当にきちんとした管理もできていませんでした。
使わなくなった理由と代替品
結論
- 緑茶をあまり飲まない
- 保温ポットで十分
- 管理ができない
最近は常温の水を飲むことが多くなっているのでお湯の出番がなく、飲みたい時に沸かすのが一番いいのかなって。
ですが、寒くなってくると保温ポットに入れて用意してあったほうが温かい飲み物飲みたくなったらすぐ飲めるので朝沸かしています。
現在は水を飲む習慣になったので常温の水を主に飲んでいます。
以前は、浮腫むからと水分はあまり飲んでいませんでしたが、これが浮腫みの原因だと知りびっくり仰天でした。
お水をたくさん飲むことで体に溜まった古い水を外に出して入れ替えるというような原理に納得して一日に2ℓは飲んでいます。
たまに飲めない時があると、足が浮腫んでしまっていますので体って正直なんだなって思いますね。
お水だけではなく、温かい飲み物も飲んだことで体に起こった変化もありました。
寒い冬場にはなるべく温かい飲み物を飲むように心がけたら、以前は35度台だった体温が1℃以上あがり今では36.6度になりました。
体温が低くて悩んでる方がいらしたら体内から温めてみるのも良いと思います。
フードプロセッサー
現在はフードプロセッサーと呼ばれ料理番組を始め良く見かけるようになりましたし、手動で出来る簡易性のものも今では100均SHOPでも買うことができますね。
フードプロセッサーとは、刻む、混ぜるがあっという間にできるもので手間のかかる工程の料理には便利なものです。
そんな便利なフードプロセッサーですが、今我が家にはありません。
このフードプロセッサーは、その昔スピードカッターと呼ばれ一世を風靡した記憶があります。
それは遠い昔。。そう昭和50年代でしょうか。(遠い目)
これがあれば何でもみじん切り出来るし、ハンバーグは材料入れてあっという間!というCMがあったのを薄っすらと覚えています。
母が購入してきたのだと思いますが、使ったあとの片づけの際、カッター部分を洗っていると良く指を切った記憶があります。
今思えば鋭い刃でしたね。。
そんなスピードカッターもいつしか出番がなくなり実家でみることはなくなりました。
10年ほど前に、泡立て、すりおろし、千切り大・小、スライサーの機能がついたフードプロセッサーを購入し、しまい込むことなく使っていました。
当時は朝、昼、晩と毎回ボリューム満点の献立に手作りケーキやクッキーとお菓子まで作っていてフードプロセッサーはかかせませんでした。
特に、メレンゲや生クリームの泡立てには重宝しました。
しかし、作ったら食べる訳でどんどん太ってしまい人生最大の体重に!
そして一大決心をし、ダイエット開始したことで食事内容を見直し、おやつも減り、そうこうしている間にフードプロセッサーの出番はなくなっていました。
使わなくなった理由と代替品
結論
- 出し入れ、片づけが手間になった
- ケーキ作りをしなくなりメレンゲを作ることがなくなった
- 食べる量が変わったことで包丁で切るだけで間に合う
現在は、メインの食事が1回になったので集中して料理する量も少なくなったことで包丁とまな板さえあれば切る手間はほとんどかからなくなりました。
人数の多いご家庭だとあった方が便利な場合もありますが50代の夫婦だけだと無くてもいいのかなと思います。
さいごに
時代の流れとともにキッチン家電を振り返ってきましたが
私が、使わなくなったキッチン家電5選として
- 炊飯器
- オーブントースター
- ホットプレート
- 電気ポット
- フードプロセッサー
以上をお伝えしましたがいかがでしたか?
年齢を重ねるとともに食生活も変化して、それが調理の仕方にも影響し使うグッズにも変化がおとずれてきたのは私だけではないと思います。
同時に価値観も考え方も変化して若い頃とは違っていて当然のことだと思います。
昨今では、料理を自分ですることでボケ防止にもなりますし、先人たちがしていたようなスローな暮らしがやっぱりいいのかなぁと思ってみたり。
現在は実際にスローな暮らしを楽しんでいるわけですが、あまりにも時間がかかりすぎて不便なのは嫌だけど、かといって便利過ぎてもなんか変な感じがするしと毎回考えてしまいます。
総合的に何が自分の暮らしに合っているのか心地よいのかを感じてみることで取り入れていけるものは取り入れればいいのかなと思っています。