節約というと真っ先に光熱費や食費を削ると想像しがちですが、まずは、生活はなるべく変えずに毎月の支払を軽減できたらいいですよね。
今回は、金額の大きな固定費の生命保険料、自動車保険料、携帯電話料金、この3つを見直したことでどれくらいの節約になったのかに焦点を当ててみました。
節約できた具体的な金額が知りたい方や、他になにか良い事があればと思ってる方にぜひ読んでいただきたいと思います。
家計の見直しを始めると楽しくなって、あらゆるところに目がいくようになりますよね。
やる気スイッチが入ったのもあり、早く成果をあげたいと思うからかもしれませんが結構頑張ってしまうので思わぬところまで連鎖していき案外と思った以上にお金が残るような気がします。
今まで全く気にしていなかったお金に急に意識し始めるので買い物をするのに理由を考えたりするようになりました。
もっと早くこのことに気づいていたらって何度も思いましたが、50代の今だからこそ気づいた喜びと、これから変わるぞ!という気持ちが強くなるため長続きするのかなとも思います。
では、家計を見直して実際どのくらいの金額が節約できたのか、またどんな良いことがあったのか詳しく見ていきましょう。
固定費を見直した結果よかったこと
①毎月の支払金額が減って余裕ができた
まず、見直し前の固定費の金額を見て見ましょう
生命保険料
- 25,000円
自動車保険(二台)
- 11,000円
携帯電話(二台)
- 16,000円
合計 52,000円
これを見直した結果
生命保険料
- 25,000円→ 5,400円
自動車保険(二台)
- 11,000円→ 6,700円
携帯電話(二台)
- 16,000円→ 1,980円
合計 14,080円
52,000円-15,080円=37,920円
以上となり、合計で約3万7千円の節約に成功しました。
年間にすると合計で約45万円の節約ですね。これは大きいですよね!
今回削減した固定費は見直したからといって特に生活に支障があるわけでもないので、毎月の支払金額が気になってる方は是非見直されるといいと思います。
このように、月々の支払いの余裕が出来たことで、今まで買うのに躊躇していた素材にこだわった食品や旬の果物などに充てて心が満たされ健康管理もしつつ好きな物が買えるようになり心が豊かになりました。
②年間費を作り大きな出費に備えた
そして、毎月の支払が減って浮いた分と家計を見直して捻出した分で、年間費という項目を作り毎月5万円を封筒に入れて保管しておくことにしました。
年間費というのは、必ず支払いのある固定資産税、自動車税、車検代、や、突発的にあるかもしれない住居費用(家電の買い替え、部屋の模様替え等、旅行費用など)などに使えるお金として、普段の家計とは別で管理するお金です。
年間費は口座に入れておいても良いのですが、毎月これだけ入金して支払って残りの金額をすぐに把握できるために手元で管理しています。
毎月封筒に入金のたびに数えたりして楽しむこともありますが、税金が重なる月はマイナスになることもありますので、マイナス表記にして次月に相殺したりと案外楽しくやれています。
特に変動の無い月は、その分貯金になりますので徐々に増える楽しみもできてきます。
封筒に入れて見えない所にあると無いものと思えるので私のようなズボラでも貯金が出来るんですよね。
実はこうやって時には現金を眺めることがモチベーションアップにもつながったのかもしれません。
おかげで、年間費を取り入れた初めての年は、車検の金額も怖がることなく支払えました(笑)
さて、ざっくりと年間費を設けて実際支払った額がいくらなのかみてみましょう。
年間費の予算
50,000円×12ヶ月=600,000円
<年間費の内訳>
固定資産税 100,000円
自動車税(2台分) 80,000円
車検代 130,000円
住居費用 190,000円
合計 500,000円
600,000円-500,000円=100,000円
なんと、予定額よりも10万円余りました。
たったの10万だけ?!と思うかも知れませんが、今まで税金関連を支払うのに毎年ヒーヒーいっていたのが見直しした初めての年に、きちんと支払いをすることができ余剰金まで出るなんて我ながらうまくいったと思っています
この年は、新しく駐車場を借り換えた費用や、部屋の模様替えやDIYを大規模的に行ったので住居費用が結構かかりました。
更に、旅行費用の仙台と鹿児島2回の分が含まれています。
この税金以外での年間にかかった費用によっても余剰金は前後してきますので、年初の計画時に毎月の年間費の金額を変えていくのも良いですね。
まとめ
大きな金額の固定費を削減したことで、毎月3万7千円も浮き、これまでのお金の使い方を見直して、年間費という項目を設けたことで、家計の管理が格段に楽になりました。
この年間費は、普段の生活費とは別に特別な出費のために設けたので、毎月の生活費はほぼ変動がありません。
生活費の方もまた見直して改善できるところは見直していけば多少の節約も可能になってくると思います。
ですが、あくまでも、無理はしないつもりです。あまり無理しすぎて気持ちがすさんでくるとストレスの原因にもなりますし、何のために生きてるのかさえ分からなくなってくるかもしれません。それこそ本末転倒ですからね。
そういった状況にならないように、削って支障のないところは削るという信念を曲げずに楽しみながら節約していきたいですね。
以上、固定費を削減しただけで、毎年請求が来て慌てふためいていた税金関連の支払にも、困ることが無くなり、なおかつ貯金をすることができました。
ほんの少し意識するだけで結果がでてきますので是非おためしくださいね。
また、固定費削減以外での節約術も合わせてご覧ください。