煮なますって聞くと、お正月のおせちに入ってるのが浮かんでくるんじゃないでしょうか。
シャキシャキの食感で、甘酸っぱくて一瞬顔がクチャっとなるような感じ。
大根と人参で紅白に彩られ、金箔がちりばめてあると見た目から縁起物って伝わってきますよね。
煮なますとは、文字通りなますに火を通して炒め煮のようなものとなります。
なますって生酢とも書くとおり酢の物ですが、それを煮るの??どんな味なの??となる方もいるかもしれません。
一般的に酢の物って疲れた体を癒してくれたり、食欲ない時にも食べられたりするので健康的なおかずのイメージですよね。
また、野菜には、ダイエットや健康維持にもかかせない栄養素がたくさん含まれていますので毎日たくさん摂りたいものです。
なますは、おせちのように少量ならそんなに感じませんが、寒い時期に、たくさん食べると鳥肌が立つくらい冷えるんですよね(笑)
そこで、温かい煮なますの出番です。
子供の頃に母がよく作っていたのを思い出します。
やっぱり冬に何度も食べた記憶があるんですよね。
煮る+なます=煮なます のイメージですが、酢の物の味ではないのです。
見た目はなますのようですが、酸っぱくは無いので、湯気が出ていてもむせることなくばくばく食べられます!
実際、一度にたくさん作って、たくさん食べてもまだあるってくらい何日も楽しめますので
ちょっとした彩に、また一品足りない時にササッとできますので試してみてくださいね。
あと多少のアレンジも出来ますので変わった味が楽しめるかもしれません。
煮なますの材料
大根 1/4本
人参 1本
白だし ひと回し
ツナ缶 1缶
醤油 適量
酢 大さじ1
ツナ缶の代わりに、いりこでもOK
煮なますの作り方
大根を切る
お好みの細さでOKです
人参を切る
こちらもお好みの細さでOK
フライパンに投入
フライパンに入れてから火をつけます。
油はひきません
中火で火を通していきます
大根が少し透き通ってきたら白だしを入れる
この白だしは私の故郷の鹿児島県の白だしです
煮物はもちろん、うどん、だし巻き玉子、おすましなどどんな料理にも使えます
甘めなのでお気に入り♪
この白だしを入れてしばらくすると水が出てきます
ツナを入れる
今回使ったツナ缶
ツナは軽く油を捨てて入れます
ツナの代わりにいりこでもOK
最後に酢を入れる
大根と人参に火が通ってるのを確認してから素を入れる
全体に馴染むまで煮ると…
こんなに水分が出るんです!
汁気を少し飛ばしながら煮詰めていきます
出来上がり
大根が透き通って味もしみ込んでいます
いただきます
やさしい味なのでたくさん食べても飽きません
大根も人参も年中スーパーに並んでいるので食べたくなったらすぐ作れるのがいいですね。
野菜に火を通すとしんなりするのでサラダで食べるよりもたくさん食べられますし、身体を温めてくれ体温が上昇することで免疫力アップにもつながります
また、おばあちゃんを思い出すような昔懐かしい気分にもさせてくれるかもしれません
ぜひお試しあれ